新年度を迎え、日頃よりご支援いただいている皆さまに心より御礼申し上げます。
本年度も、これまでの取り組みを着実に積み重ねながら、太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーの普及を通じて社会に貢献してまいります。
昨今の国際情勢の変化は、私たちのエネルギーに対する認識を大きく変えました。とりわけ中東情勢の緊迫化により、エネルギー供給の不安定化が改めて現実のものとなっています。
日本のエネルギー自給率はOECD38カ国中37位と極めて低く、多くを海外に依存しています。そのため、化石燃料の輸入は、国際情勢や為替の変動の影響を受けやすい構造となっています。
今回の情勢を通じて改めて明らかになったのは、自国に十分なエネルギー基盤を持たない国は、有事において脆弱であるという現実です。エネルギーは、電気・産業・交通といった社会の基盤を支える不可欠なインフラであり、その安定性は国の強さそのものに直結します。
こうした中で、再生可能エネルギーは、脱炭素の手段であると同時に、地域におけるエネルギー自立やレジリエンス向上にも資する重要な選択肢です。
再生可能エネルギーの役割は大きく変化しています。これまで脱炭素の文脈で語られてきたことが多かった再生可能エネルギーですが、今やそれは、エネルギー安全保障の向上やインフラの強靭化を実現する重要な手段でもあります。再生可能エネルギーを通じてエネルギーを自ら賄うことができれば、国際情勢の影響を受けにくい構造をつくることができ、ひいては安定した社会の基盤形成につながります。
エネルギーのあり方は、単なる技術やコストの問題ではなく、「どのような社会を目指すのか」という選択の問題です。私たちは現実的なエネルギーミックスを前提としつつも、再生可能エネルギーを中心とした持続可能な社会の実現を目指しています。
本年度は、地域に根ざした再生可能エネルギーの導入をさらに進め、エネルギーの地産地消と持続可能なインフラの構築を通して、エネルギー安全保障の向上に取り組んでまいります。エネルギーの課題に対し、現場から着実に解決策を積み重ねていくことこそが、社会全体の強さにつながると考えています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社グッドライフ 代表取締役 小泉翔建